2015-01-11 18:56:00

ISDN回線の仕組み

ISDN回線の仕組み

オフィス移転や電話機の新規導入を検討中の場合、電話回線を何にするかが問われます。中小規模のオフィスの場合、アナログ回線にするか、ISDN回線にするかを迷う方も多いかもしれません。導入コストや基本料金、通話料などの通信コスト、妥当な回線数、拡張性などのことも考えて導入しなければなりません。

そこで、今回は少しでも電話回線選びに役立つ知識として、ISDN回線の仕組みを紹介します

 ISDN回線とは何か

ISDN回線とは、デジタル回線のことです。ケーブルそのものは、アナログ回線と同じメタル線(銅線)を利用します。しかし、アナログ回線とは、電話線にデータを流す方法が異なります。アナログ回線では電話線に対してデータや音声をアナログ信号で送受信しますが、ISDN回線はデジタル信号で送受信します。音声をデジタル化してから送るのです。デジタル信号とは、「1」と「0」でできているものです。

いってみればアナログ回線は音声データをそのまま銅線に乗せていることになります。一方、デジタル回線のほうはそれとは異なり、デジタルデータとして銅線に乗せているのです。

 「1」か「0」のデータが生み出すメリット

ISDNは、「1」と「0」のデータのみで送受信が行われます。このことで、ノイズなどからの区別がつきやすく、簡単に不要なノイズなどを無視することができるので、雑音が入ることがありません。つまり、アナログ回線と比べて通話の音質がいいといわれているのです。

 ISDN回線の基本的な接続の仕組みとは

ISDN回線では、音声データをデジタルデータに変換する必要があることがわかりました。よって、電話機と電話網へ直接機器をつないでいては実現されません。そこで、デジタル信号を処理する装置を間に設置します。この装置のことをDSUと呼びます。また、もう一つ、従来のアナログ回線で使っていた電話機をISDN回線で使うには、TA(ターミナルアダプタ)が必要になります。よって、ISDN回線をつくるには、DSUとTAは欠かせないというわけです。

電話回線選びの際の知識として、ぜひ参考にしてみてください。

 

電話の父「ベル」が電話を発明した経緯

 電話の父「ベル」が電話を発明した経緯

電話といえば、「ベル」。電話の発明をした人物として知られています。1876年にアメリカで発明されて以来、電話は広く普及しました。

この電話の父ともいわれるベルについて、その生い立ちや発明の経緯について紹介します。

 アレクサンダー・グラハム・ベルとは?

アレクサンダー・グラハム・ベルは、1847年にイギリス連邦スコットランドのエディンバラで生まれました。彼は音声生理学者であり、1871年にアメリカに渡って、ボストンである学校を開きました。それは、「ろうあ」、つまり聴覚障害者の人たちの学校です。ベルの父は読唇術の発明者であり、それを引き継ぎ、ベルも「ろうあ教育」に尽力した人物として知られています。

音声学の研究から電話の発明へ

ベルは、いつしか音声学を研究するようになり、人と人とが遠く離れていても会話ができる機械をつくろうとしました。結果、電話の発明につながったといいます。1876年3月にアメリカの特許が与えられた後、3日後に電話で音声を伝えることに成功しました。まず、音声を送話器で電流に変え、そして電流を受話器のところで音声にしたのです。

ベルが発した電話での第一声は、助手だったワトソンと言う人物に、「ワトソン君、用事があるからちょっと来たまえ」と悲鳴を上げたことだったといわれています。ベルはそのとき実験中で、誤ってズボンに希硫酸をこぼしてしまったのです。

電話発明の変遷

とはいえ、ベルの発明した電話は、相手の声がよく聞こえないという弱点がありました。それは、送話器と受話器とが同じものだったことが原因で、音声を電流に変える効率が悪かったからといわれています。

そんなベルの電話の弱点は、エジソンによって改良され、特許が申請されました。開発された炭素型マイクは、ベルが開発したものの3倍以上の感度だったのだそうです。

電話の発明後、日本に伝わったのは1877年11月のことだったといわれています。同年1月に、日本人によって会話も行われたのだそうです。意外と日本になじみのある電話。不思議なものですね。

 

 電話引越しの際に押さえておきたい電話回線の知識

 電話引越しの際に押さえておきたい電話回線の知識

会社で、オフィス移転などの電話関係の担当者になったという方に、ぜひ押さえておいてほしいことがあります。それは、電話回線にまつわること。電話回線といえば、アナログ回線やISDN回線などがありますが、光ファイバーやIP電話などの比較的新しい技術の回線についても知っておきましょう。

 電話の引越しの担当者になった!

電話引越し係に任命されたあなた。電話回線といえば自宅で使っているアナログ回線くらいしか知らないという方は多いかもしれません。けれど、オフィスの移転時には、あらかじめ自社が使っている電話回線は知っておきたいところです。

移転先の建物の環境によっては、使える回線と使えない回線があるので、移転前と同じ回線が使えない可能性もあるからです。

電話回線について学んでおこう

電話回線には、アナログ回線、ISDN回線(デジタル回線)、光ファイバー、IP電話の4種類があります。

アナログ回線はご存知の通り、一番古い電話回線で、電話を1回線で使用するものです。NTTでは加入電話や加入電話・ライトプランがそれに相当します。銅線を使って音声を届けるものです。

ISDN回線は、デジタル回線で、アナログ回線と同じ銅線を使いますが、音声データが「0」と「1」とデジタルの信号に変換されて届けられます。ISDN回線の特長として、1回線で2通話分つながるということをよく覚えておきましょう。アナログ回線よりも、綺麗な音声も特徴です。

光ファイバーは、FTTHとも呼ばれるもので、電話加入権(施設設置負担金)が不要な回線です。光の点滅を利用してデジタル進行を送ります。その光は、高速にガラス線を通っていきます。光はNTTの局舎からの距離に関係なく、通信速度が安定しているところに強みがあります。

また、インターネットも電話も共に契約、利用でき、しかも安価で済むというのも人気の理由になっています。

それぞれの電話回線の特徴を知ると、移転先ではどんなものがふさわしいのかが見えてくるでしょう。ぜひ自社に合ったものを選んでみてください。

 ネット環境を快適にしよう!

 【オフィス移転】携帯電話を内線化したい!

オフィス移転の予定があり、通信環境の見直しが検討されているとき、あなたはどんな行動を起こしますか? やはり最新事情をリサーチして取り組みたいものですよね。今はやっているのは、モバイル内線環境を整えること。そこで、オフィス移転に伴い、携帯電話を内線化したいときの方法やポイントを紹介します。

 オフィス移転時に携帯電話を内線化したい!

最近は、携帯電話の内線化が流行しています。例えば、各キャリア会社の公衆網を利用するもので、社内でも外出先でも、変わらずまるで電話機の内線を呼び出すかのように携帯電話で利用することができるというものです。保留転送なども行えるので、実に使い勝手がいいと評判です。特に外回りの営業マンが多い場合や、工事現場、工場、倉庫などでの作業員が多い職場では重宝します。

 最適な内線ソリューションを選ぼう

この携帯電話内線化を行うには、ソリューションを選ぶ必要があります。

例えば、NECの「AspireUX」という電話機に付加できる携帯電話内線化ソリューションがあります。導入すれば、場所を選ばず携帯電話での内線コミュニケーションができます。公衆網を利用することから、内部に機器を導入する必要ないのがメリットです。

また、ソフトバンクの「ホワイトオフィス」を利用するという方法もあります。これは、オフィス内の内線電話が、社内でも社外でもどちらでも利用できるというものです。

しかも24時間使えるのは嬉しいところです。設備投資も特に大掛かりにならないので、低コストでの携帯電話内線化を狙っている場合には、おすすめのサービスといえるでしょう。携帯電話を導入するというと、どうしても既存機器の入れ替えが必要になり、面倒なイメージがありますが、このホワイトオフィスでは、既存設備を活用することができるので気軽に導入できそうです。

このように、キャリアの公衆網を使うことで導入も簡単になっている携帯電話内線化ソリューション。コスト削減メリットもあるので、ビジネスに革新を起こすことでしょう。

 【オフィス移転】ISDN回線に変更したい!

 【オフィス移転】ISDN回線に変更したい!

みなさんの中で、オフィス移転の計画があり、電話環境の手配を任されているという方はいませんか? きっと電話回線については頭を悩ませていることでしょう。電話の回線数やチャンネル数、電話機の台数、FAXなど、色々なものを同時に検討する必要があるからです。

もしオフィス移転後に使う電話回線を、ISDN回線にした場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。また、切り替え時の注意点などもご紹介します。

 オフィス移転後はISDN回線にしたい!

ISDN回線の利点は、1回線につき、2通話分利用することができることにあります。例えば、1回線契約して、1通話分は電話に使用し、1通話分はFAXに使用するという使い方もできます。アナログ回線の場合、1回線につき1通話分が限界なので、電話をしている間はFAXを受信することができません。ISDN回線は、通話中でもFAX受信が可能なので、ビジネス利用にも利用価値のある回線といえます。

また、2通話分それぞれに、異なる電話番号を設定できるのは便利です。そんな特徴を持つISDN回線を店舗に導入した場合には、POSレジやクレジットカード端末などにも接続して使用することができるので便利です。

ISDN導入で、ADSLが利用できなくなることも考慮しよう

ISDN回線は、ひかり電話などと比べて、早く開通させることができるので、急ぎの移転時などには向いています。ひかり電話の場合、光ファイバーが開通していないというケースもあるからです。

また、ISDN回線やアナログ回線は、比較的電話番号の融通が利きやすいというメリットもあります。

しかし、アナログ回線からISDN回線へ切り替えて導入する際、これまでADSL回線をインターネットに使用していた場合は、使えなくなることには注意しましょう。

ISDN回線へ切り替える際には、自社の業務に合っているかどうかや、コスト面も考慮してよく検討したいものです。また、合わせて電話番号が変わるかどうかも確認しておきましょう。電話番号を引き継げるかどうかについては、ISDN回線に限らず、移転時には要チェックです。

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